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【14年発売】手にすっぽり入る小さなハイエンドスマホはいかが?今更「AQUOS PHONE Xx mini 303sh」をレビューしてみた!

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今回は、2014年冬春モデル、「AQUOS Phone Xx mini 303sh」を今更ながらレビューしていきます!ジャンクを購入する際の参考にぞうぞ!

 

 

一体どんなスマホなの?

303shは、2013年にソフトバンクから発表され、14年の2月21日に発売された、シャープ製造のハイエンドスマホ。詳細なスペックは以下の表を参照。

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多彩なカラーリングを備えたガラケー「PANTONE」シリーズの実質の後継ということもあり、カラーはブラック・ホワイト・レッド・ブルー・ターコイズ・ゴールド・ライトピンク・ビビッドピンクの8色。現在では到底ありえないカラー構成です。

 

値段帯

この303shはヤフオクやメルカリで500円〜3000円程度で取引されており、中古ショップでも3000円程度で販売されています。

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ちなみに僕はハードオフで1500円で買いました。

 

お知らせ(謝罪)

今回、端末の画面をスクリーンショットで収録していましたが、なぜか画質が悪くなってしまいました。申し訳ありません・・・。

 

外観

今回レビューしていくカラーはターコイズです。

 

裏面

外観は現在のようなガラスではなくプラスチックであまり高級には見えませんが、安っぽくも感じません。むしろシンプルでいいかと思います。でもこのさらさらした質感、好きです。

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上部には上からメインカメラ、フェリカマーク、モノラルスピーカーがあります。

 

表面

タッチパネル側は黒で一体感があります。これは美しい。

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下部には「AQUOS PHONE」の刻印と、音量ボタン、フロントカメラがあります。カメラが下部にあるのは、よく自撮りする人には不便なのではと思います。音量ボタンも、フロントに付いているので横もちする際に誤作動してしまうことがありました。

 

側面

左側面には何も無し。

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右側面は上部に電源ボタンがあります。

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上部にはSIMとMicroSDスロット(のキャップ)、イヤホンジャックがあります。

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下部にはストラップホールとMicro USBがあります。

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こんな感じで側面はシンプルになっています。

 

UI

インターフェースはこんな感じで現在の平面的なデザインではなく古い立体的なデザイン。これはダサいと思う人もいるのでは?

 

ランチャー

標準搭載のランチャーはSHホームと3ラインホームの二種類。ドコモのようなキャリア製ランチャーはなく、シャープ独自のものが搭載されています。

 

SHランチャー

「Nova launcher」や「Docomo LIVE UX」、iPhoneのホームなどのように、アプリがページごとに分かれている方式。ドロワー(アプリ一覧)はカテゴリ分けされていているが、見やすいわけではない。

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3ラインホーム

3ラインホームはガラケーみたいなデザインで、アプリ、ウィジェット、ショートカットと三列に分かれており、ガラケーのようなデザインでわかりづらい。アプリの配置も三列で上下スクロールなのではっきり言ってみずらい。

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通知センター

通知センターは上からスライドすると出てきます。上に設定項目が並べられており、下へスライドすると現在の端末の状態を見ることができます。ここは特別癖があるわけではなく、一般的なAndroidスマホとも特別変わりありません。

 

起動画面

起動画面は「SoftBank」の表示の後、「AQUOS PHONE」の文字と雲のアニメーションが起動するまで永遠にループします。これはあまりカッコ良くは感じません。

また、Android起動後、防水に関する「必ずキャップを閉めてください」メッセージが表示されます。

 

設定画面

設定画面はこんな感じで素のAndroid4.2とは違く、設定項目のアイコンそれぞれに色分けされていて見やすいが、「端末情報」などが上側に来ていたりなど、配置が変わっているので一長一短。

 

ナビーゲーションバー

ナビゲーションバーはAQUOS PHONE独自のもので、ボタン数は3つではなく4つ。左から、「戻る」、「ホーム」、「メニュー」、「起動中のアプリ一覧」と並んでいます。

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左が303sh、右がXperia A SO-04E

通常のAndroid端末のつもりで操作すると誤操作することがあります。

 

ロック画面

ロック画面はシンプルで、右下に時計、左下にロック解除ボタンがあります。ロック解除ボタンを下へスライドすることでロック解除できます。下へスライドせず、タッチするだけではアプリの一覧が表示されます。パターンロックをかけている場合は画像のような入力画面になります。

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カメラ

メインカメラ

メインカメラは4Kで撮影可能。でも汚く、荒々しくてノイジーです。あくまでも、「撮れる」程度で、楽しむのには微妙です。

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インカメラ

インカメラは画面した側にあるのでよくセルフィーを取る人にはあまり喜ばれないかも…。インカメラ起動時に「画面を下にすると撮りやすいですよ」と自ら言うほど。なら上につければ良いのに…。肝心の画質は…ウェブカメラ並み。

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OS

OSはAndroid 4.2.2。バージョンが古いので、LINEやDiscordは入りません。Youtubeも最新版が入らないので、メディアを最大限楽しむには微妙かもしれません。ちなみにOSアップデートされたことは一度もありません。なんでだよ。

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アップデート

アップデートは、ソフトバンクのNano SIMカードを挿入していないとアップデートできない仕様です。

 

レスポンス

動作のレスポンスは初期状態ではサクサクなものの、YoutubeやDiscordなどを入れるとかなりカクツク印象。アプリバージョンが上がるごとに必要とする性能も上がってますし、仕方ないことだとは思いますが、角つくのが許せない人は購入しないことをおすすめします。

 

まとめ:古くてカクツクけど“性能を求めない人”にはおすすめ!

今回は、ソフトバンクSHARP AQUOS PHONE Xx mini 303sh」を紹介しました。この機種はジャンクにも出回っている機種なので、是非ジャンク品を購入する際の参考になればと思います。古いですが、コンパクトで軽く、さらに防水も搭載していながら安いので、使い捨て感覚で買うのもアリですし、Android4.2.2を体感してみたい人にもおすすめな端末です。